セミナー名
海外子会社管理・海外取引における法的リスクとその対策
開催日時
2017年12月15日(金)14:00~17:00
講師等
会場
経団連会館 5階
会場住所
東京都千代田区大手町1-3-2
イベント主催
一般財団法人産業経理協会
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詳細
ビジネスのグローバル化の進展は不可逆的かつ急速に進展しております。こうした状況下にあって、日本の大企業・上場企業といえども、ごく一部の企業を除いては、海外における法的紛争やコンプライアンス違反、海外M&Aの経験、ノウハウの蓄積は必ずしも十分とは必ずしも言えず、そうであるならば、海外事業、海外取引実務の拡大に即応して、リスク対応に関しては万全を期することが至上課題になるものと言えましょう。 本セミナーでは、海外子会社管理や海外取引に関する主要な法的リスクとして、①海外子会社でのコンプライアンス違反、②米国での民事訴訟、③国際仲裁、④海外M&A等を題材にして、一抹の「不安」を拭い切ることができるよう、日本企業とその取締役・監査役が把握しておくべきリスクと対策を具体的に明らかにします。 第1 はじめに:本セミナーの目的 第2 海外子会社管理と海外取引管理 1 日本企業の海外子会社管理 ・本社法務の役割と各子会社法務の役割 ・地域統括法務の機能 ・事業部門との関係 ・現地法律事務所の活用 ・その他 2 日本企業の海外取引管理 ・取引相手の選別 ・契約書内容の検討 ・契約締結交渉 第3 海外ビジネスにおける重大リスク 1 海外子会社におけるコンプライアンスリスク (1)主要なリスク ・贈賄 ・価格カルテル ・不正会計 ・その他 (2)とるべき対策 2 米国における訴訟 (1)日本との主な相違点 ・クラスアクション ・ディスカバリ ・原告側弁護士 ・その他 (2)とるべき対策 3 国際仲裁 (1)国際仲裁の実際 ・仲裁申立てへの対応 ・仲裁を申し立てる際の留意点 ・仲裁人の選び方 ・シンガポールでの国際仲裁 ・日本の国際仲裁の現状 ・投資仲裁とは (2)とるべき対策 4 海外M&A (1)海外M&Aのリスク ・ディールの経緯やねらい ・対象の選定 ・デューディリジェンス ・各国での企業結合届出 ・契約交渉(MOU、LOI、株式売買契約等) ・既存経営陣の残留 (2)とるべき対策 第4 日本企業の取組課題 1 取締役・監査役をとりまく環境 2 日本企業の現状 3 どこから取り組むか (1)グローバル内部通報 (2)海外子会社監査 (3)グローバル法務体制 (4)具体的取組みの例