外部セミナー
2022.06.10

実務担当者が押さえておくべき国際仲裁条項ドラフティング講座 ~2021年の仲裁規則改正を踏まえて~

セミナー名
実務担当者が押さえておくべき国際仲裁条項ドラフティング講座 ~2021年の仲裁規則改正を踏まえて~
開催日時
2022年6月10日(金)14:00~16:30
※本セミナーはオンラインでの配信となります。
講師等
主催
一般社団法人企業研究会
関連業務分野
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詳細
1. 紛争を泥沼化させてしまう不適切な仲裁条項
(1)仲裁条項が原因で紛争が深刻化する理由
  ・そもそも仲裁とは何か?(仲裁、訴訟、調停の違いは?)
  ・『契約上の紛争』と『紛争解決方法に関する紛争』の双方を意識する
(2)紛争を泥沼化させてしまう仲裁条項~仮想事例を踏まえて~
  ・訴訟と仲裁の重複手続き
  ・クロス条項の問題点
  ・仲裁条項と関連契約
(3)クロスボーダー紛争の泥沼化を避ける3つのポイント

2. 仲裁規則の最新動向
(1)ICC(国際商業会議所)規則2021年
  ・オンライン化への対応、サード・パーティー・ファンディングの規律等
(2)SIAC(シンガポール国際仲裁センター)規則2016年
  ・日本企業の利用状況、仲裁規則(早期却下制度、SIAC仲裁の特徴等)
(3)JCAA(日本商事仲裁協会)規則2021年
  ・3種類の仲裁規則(①商事仲裁規則、②UNCITRAL仲裁管理規則、③インタラクティヴ仲裁規則)と改正点
(4)AAA/ICDR(米国仲裁協会)規則2021年
  ・透明性・効率性を重視した仲裁規則・調停規則の改正ポイント
(5)HKIAC (香港国際仲裁センター)規則2018年
  ・早期却下制度、中国・香港間の取り決め等
(6)主要仲裁規則の比較

3. 仲裁条項のドラフティング(基礎編)
(1)仲裁条項で決めるべき事項
  ・仲裁条項では何を決めておくべきか?
  ・準拠法×仲裁地×言語のイメージ
(2)仲裁機関の選択
  ・仲裁機関はどのように選択すべきか?
  ・主要仲裁機関の特徴
(3)仲裁地の選択
  ・日本の場合
  ・相手国や第三国を選ぶ場合(シンガポール、香港、中国を中心に)
(4)その他の検討事項
  ・言語、仲裁人の数、仲裁合意の準拠法
  ・どのように仲裁条項をドラフトしていくか?

4. 仲裁条項のドラフティング(実践編)
(1)CASE 1. 製造委託契約のレビュー
(2)CASE 2. 関連契約がある場合のレビュー
(3)CASE 3. 中国企業との契約のレビュー
(4)番外編 問題ある仲裁条項であることが発覚した場合の対処例

5. 質疑応答
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