国際仲裁セミナー「紛争解決手法としての仲裁のイノベーション」

国際経済・社会の様相は、近年我々が経験したパンデミックによる大きな影響を受け、また一方では国家間の紛争の激化・多様化などによっても多大な影響を受けるなど、予測が困難でありまた複雑化しつつあるといえるのではないでしょうか。
経済活動を行う企業や団体においてもそれらによりやむを得ずして非常に大きな影響を被らざるを得ない場合も出てきています。企業間の協力・連携活動が希望をもって始まる一方で、その円滑な関係が何らかの状況変化等により紛争に発展してしまう場合もありますが、国際企業間の紛争解決には仲裁の活用という早期にかつ効率的に解決する手法があります。
国際仲裁の活性化は日本政府としても骨太の方針に掲げている政策であり、仲裁法・外弁法の改正や、当協会によるオンライン仲裁・迅速仲裁・インタラクティブ仲裁の導入など、日本における仲裁利用促進のためのイノベーティブな施策が次々と実施されています。
そこで、国内の中堅中小企業や大企業、法曹、研究者等及び海外の企業や法曹等を対象とする仲裁地としての日本を広くPRすることを企図した国際仲裁セミナーを開催することといたしました。
日本政府の政策関連のイベントとして法務省及び経済産業省の共催、更にはJAA（日本仲裁人協会）も共催に加わり、官民一体の体制で下記のとおり3部構成にて活発な議論を展開いたします。
今回はセミナーの開催機会を利用した、意見交換やネットワーク構築なども目的とするためオンラインだけでなくリアルな会場も利用しつつハイブリッド方式で行うこととしておりますので、企業・団体、法曹関係など多くの皆様の会場又はオンラインでのご参加を期待しております。
この機会に仲裁の知見を一新できる内容と考えておりますので、是非とも奮ってご参加ください。

本セミナーは、法務省、経済産業省、日本商事仲裁協会、日本仲裁人協会の主催、UNCITRAL、外務省、日本国際紛争解決センターおよびJETROの後援にて実施します。